言葉と香りの美しい関係♡

「葉子」という名前を持つ私
最近、「言葉(ことば)」の大切さをしみじみと感じています
言葉の奥深さに心が揺さぶられる日々の中で、ふと思いました…なぜ「言葉」に「葉」という字が使われているのだろう…と。

木から一度落ちた葉っぱが二度と元に戻れないように
外に出した言葉も、一度言ってしまったら取り消せません
昔の日本人は、そんな繊細な思いを込めて「言の葉」と表現したのかもしれませんね

あなたは「言葉」という漢字の「葉」に、どんな意味を感じますか?

心という種から、豊かな言の葉へ

『古今和歌集』の仮名序に「人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」という一節があります
この言葉に出会ったとき、その美しさが心にしっとりと染み込んできました♡

和歌の世界では「人の心を種として、たくさんの言の葉が生まれる」と詠われています
まるで小さな種から木が育ち、葉を茂らせていくように、私たちの心から言葉が生まれていくのですね

この表現に触れたとき
言葉は単なる音や記号ではなく、心の奥深くから芽吹く生命そのものなのだと感じました

「葉子」という名前に込められたストーリー

幼い頃、自分の名前を特に好きではありませんでした
ただの「葉っぱ」のイメージだったから…しかも両親から「宮司さんがつけた名前よ」と聞かされていて、幼いながら両親がつけてくれなかったことに悲しかった記憶があります

でも、香りのお仕事に携わるようになってから その想いは大きく変わりました✨

アロマの学びを深めていく中で、植物の葉が持つ力の素晴らしさを知り、ユーカリ、ミントの葉…それぞれが独自の香りと癒しの力を持ち、私たちの心と身体に優しく働きかけてくれます そして、「言の葉」という言葉の美しさにも氣づき始めました

今、香りのお仕事に携わる私にとって
「葉」という字が持つ意味は、まるで朝露を受けた木の葉のように、キラキラと心の中で輝きを奏でているのです🍃✨

自分の名前「葉子」を心から愛せるようになったことは、大きな喜び♡
「言の葉」と「香りの葉」が交差するとき、風にそよぐ葉のように、心地よい氣持ちにさせる存在でありたいと改めて感じます☺️

形のないものが残す永遠の記憶

木から落ちた葉が戻らないように、言葉も一度口にしたら取り返せません
だからこそ、私は言葉を大切に選びたいと思っています

鋭い言葉ではなく、誰かの心を温かくする言葉、誰かの背中を押してあげられる言葉を届けたい
いつもそう思っています♡

香りも言葉も、不思議と似ています
どちらも形がないのに、心に深く届き、永遠の記憶として刻まれていくのです

植物から抽出される香りは、脳に優しく働きかけ、ストレスを和らげ、氣分を整えてくれます
例えば、ネロリの香りには、心に蓄積された感情の荷物をそっとおろしてくれる力があります

あるとき、様々なことが重なって心が疲れ、自分を見失いそうなほど感情が乱れているとおっしゃるお客様がいらっしゃいました
その方がネロリの香りを嗅がれた瞬間、表情がふわりと緩んだのを今でも覚えています
「今日はネロリがとてもいい」と涙ぐまれていました

香りには人を癒す力があり、言葉には人を励ます力がある
どちらも、相手の心に届くまでは形がありません

でも、一度届いたら消えることなく、その人の記憶に永遠に残り、心に刻まれていくのだと実感しました。あなたにも、そんな香りや言葉の記憶はありませんか?

「葉」を道しるべに

だから私は、自分の名前の「葉」を道しるべに
あなたの心に優しく響く言葉を選び、心に深く届く香りを創りたい
大切な人へプレゼントを選ぶときのように♡
一つひとつの言葉と香りを心を込めて紡いでいきます

私という「葉」を通して、温かく美しい「言の葉」と「香りの葉」を皆さんにお届けします🍃

あなたは、心に、どんな「言の葉」が種を植え どんな「香り」が記憶を彩っていますか?

ぜひ教えてくださいね♡
私も、その美しい世界を一緒に感じることができたら嬉しいです♡


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう!

開催予定スケジュール
10/26(日)アロマ調香レッスン 終了しました✨
11/30(土)アロマティックアフタヌーンin大阪

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